様々なむち打ち症Various

脊髄(せきずい)症型

手足などの身体のしびれや歩きにくい、知覚障害などの重い症状が現れます。最近は、むち打ちより重い脊髄損傷による後遺障害とするケースが多いです。

バレー・リュー症候群型

バレー・リュー症候群型
自律神経まで傷ついた状態で、めまいや耳鳴り、頭痛、記憶障害、倦怠感、吐き気、不眠といった症状が出ます。

神経根(しんけいこん)症状型

神経根(しんけいこん)症状型
頸椎からの末梢神経である神経根部分が圧迫や損傷することによって血流が悪くなります。それによって、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、眼精疲労を起こします。
※バレー・リュー症候群型と複合で起こるケースもあります。

頸椎捻挫(けいついねんざ)・外傷性頚部症候群

頸椎捻挫(けいついねんざ)・外傷性頚部症候群
むち打ち症で一番多く、首の筋肉や靭帯が損傷し炎症を起こしている状態です。
首や背中の痛み、首を動かしにくいなどの症状です。
長期化することが多いのも特徴です。

脳脊髄液(のうせきずいえき)減少症

脳脊髄液(のうせきずいえき)減少症
頭蓋骨内部の硬膜と呼ばれる部分が損傷し、脳内の髄液が減少することで、硬膜の内圧が低下して起こる症状です。
むち打ち同様のめまい、耳鳴り、頭痛、倦怠感といった症状のため、むち打ちと診断されることが多いです。
しかし、症状が出る期間に大きな違いがあります。むち打ちが大体6ヵ月程度で症状が和らぐのに対し、脳脊髄液減少症だと数年症状が続きます。
通院や施術を受けているにも関わらず、症状の程度が変わらない場合は、脳脊髄液減少症を疑い、病院を受診するようにしましょう。

自己判断せず、専門家に相談

上記のような症状がある場合は一度専門家に相談しましょう。
むち打ちなどの症状は自己判断で放置してしまうと、症状が長期化・悪化してしまう場合があります。 交通事故後は少しの身体の変化でも一度病院で診てもらうことをおすすめします。
また、病院ではなんともないと言われたが、違和感や痛みがあるという場合は当院へお越しください。 施術を通して、皆様の生活が快適にするお手伝いをいたします。