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雨の日に事故の古傷が痛む…「天気痛(低気圧)」の原因と自宅でできる対処法

    身体の豆知識,むち打ちについて,スタッフブログ
こんにちは。
越谷市せんげん台西口にある平山整骨院です。

「雨が降りそうになると、昔怪我した場所がうずく」 「台風が近づくと、頭痛やめまいがひどくなる」 
「交通事故のむちうちが治ったはずなのに、天気が悪いと首が重だるい」

皆さんは、このような経験はありませんか? 
これらは昔から「古傷が痛む」と言われてきましたが、近年では「天気痛」や「気象病」という名前で医学的にも注目されています。

「気のせいかな?」と我慢してしまう方も多いですが、これにはちゃんとした身体のメカニズムが関係しています。
 今回は、雨の日のつらい痛みの原因と、ご自宅でできるケア、そして当院で提供できる解決策について詳しくお話しします。


なぜ雨の日(低気圧)だと身体が痛むのか?
天気が崩れる時、私たちの周りでは「気圧」が低下しています。
この気圧の変化が、身体に様々な影響を与えます。

1. 内耳(ないじ)のセンサーが過剰反応する
耳の奥にある「内耳」には、気圧の変化を感じ取るセンサーのような機能があります。
 敏感な方は、気圧が下がるとこのセンサーが過剰に反応してしまい、
脳に「バランスが崩れた!」というストレス信号を送ってしまいます。これが自律神経を乱し、痛みや不調を引き起こします。

2. ヒスタミンの分泌と炎症
自律神経(交感神経)が刺激されると、血液中に「ヒスタミン」という物質が分泌されます。 
ヒスタミンには炎症を起こす作用があるため、過去に交通事故で痛めた場所や、
古傷周辺の神経を刺激し、痛みを再発(古傷がうずく)させてしまうのです。

3. 血管拡張による神経圧迫
低気圧になると、身体にかかる圧力が減るため、血管や組織がわずかに膨張(むくみ)します。
 膨張した血管が周囲の神経を圧迫することで、片頭痛や関節痛が悪化しやすくなります。


今すぐできる!天気痛を和らげるセルフケア
天気痛の予防には、気圧センサーがある「耳」の血行を良くすることと、
自律神経を整えることが効果的です。

1. くるくる耳マッサージ
内耳の血行を良くすることで、気圧センサーの過敏さを和らげます。痛くなる前、天気が崩れそうな時に行うのがおすすめです。

両耳を軽くつまみ、上・下・横に5秒ずつ引っ張る。

耳を横に引っ張りながら、後ろ方向に5回ゆっくり回す。

手のひらで耳全体を覆い、後ろ方向に円を描くようにマッサージする。

2. ぬるめのお風呂でリラックス
38〜40度くらいのぬるめのお湯に15分ほど浸かると、副交感神経が優位になり、乱れた自律神経が整いやすくなります。
リラックスすることで筋肉の緊張もほぐれます。

3. 規則正しい生活リズム
自律神経を整える基本は、睡眠と食事です。特に朝起きて朝日を浴びることは、体内時計をリセットし自律神経を安定させるのに非常に有効です。



平山整骨院での施術アプローチ
セルフケアをしていても、「どうしても痛みが引かない」「仕事に集中できないほど辛い」という場合は、
プロのケアを取り入れることをおすすめします。 
当院では、天気痛特有の不調に対して効果的な設備と施術を用意しています。



・ウォーターベッドと手技による自律神経調整
痛みが出ている部位に対しては、手技で優しく筋肉を緩め、血流を改善します。 また、水圧の刺激で全身をマッサージする**「ウォーターベッド」**は、リラクゼーション効果が高く、自律神経の乱れを整えるのに最適です。

・朝7時から営業しているので「朝の不調」にも対応
低気圧の日は、朝起きた瞬間から頭痛やだるさを感じることも多いですよね。 平山整骨院は平日朝7時から営業しています。 「今日は天気が悪くて調子が悪いな…」と思ったら、出勤や登校の前に立ち寄っていただき、酸素ルームや施術でコンディションを整えてから1日をスタートさせることも可能です。


まとめ
雨の日や季節の変わり目の不調は、我慢せずに適切なケアを行うことで随分と楽になります。
「雨が降ると憂鬱になる」という悩みを解消し、天気に左右されない健康な身体づくりを一緒に目指しましょう。 
辛い時は、ぜひ平山整骨院にご相談ください。

平山整骨院(越谷市・せんげんだい駅西口徒歩5分)
 電話番号:048-978-9123